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手の中の未来 No.2

column

コラム「人と経営」

手の中の未来 No.2

1.今、何してる?

ツイッターが事業を開始したのが2006年10月。まだ4年経っていない。
今や世界200ヶ国で登録ユーザー数が7500万人を超えた。創業者の一人は、ブログサービスをシリコンバレーで立ち上げグーグルに数年在籍した。

彼ら創業時のメンバーが、社内コミュニケーション用に作ったのが、ツイッターの原型である。
ソフトウェアの技術者が「今、何してる?」、仕事に没頭する社員の居場所を特定するツールであった。

当初、社内の20人がツイッターの参加者で、その家族や友人達に輪が拡がり、あっと言う間に数万人へと。サーバーダウンが続き、その信頼も始めは危うかったが、その危機を乗り越え現在の大ブレイクに繋がった。

2.身に付けるコンピュータ

今あるスマートフォン、「手の中のコンピュータ」は近い未来、腕時計に組み込まれるだろう。
そして、モニターは眼鏡の一部に張り付く。まるで衣服を着るがごとく、コンピュータを身に付け持ち歩く。

それが、ウェアラブルコンピュータという概念だ。もう既に実用化されているのは、工場などの作業者がメガネの上部に映し出されるスクリーンに、遠隔地の指導者からリアルタイムに指示が送られる。

危険な場所での作業や、医療現場への応用もそう遠くはない。しかし、本当の変化は、日常の生活に組み込まれた時であろう。スマートフォンのような端末を意識せずに、様々な便益を享受出来る。

3.あなたの居場所がわかる

グーグルマップは日々進化している。個人情報の侵害だと非難されているストリートマップ。
まるで、その通りを歩いているように立体的に建物などが見られる。

行き先を入れると、その行程が表示されるサービスも有る。徒歩、自動車、公共の交通機関と分けてそのルートを表示、時間と金額を教えてくれる。端末側の位置情報を送れば、現在地からの検索が可能だ。

ツイッターには、自分の周りでツイッターをやっているユーザーが表示される。世界の何処にいても同じ機能は使える。全く見知らぬ人と出会える。彼のプロフィールを見て連絡を取ればいい。

そして、これらのサービスはiPhonなどの「手の中のコンピュータ」と結合したことで、大きく世界を変えた。

(Written by 川下行三 10/06/30)
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