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ソーシャル・ネットワーク No.2

column

コラム「人と経営」

ソーシャル・ネットワーク No.2

1.おさまらない中東

中東情勢は緊迫を増している。反政府デモはチュニジア、エジプト、リビアと飛び火しイラン、バーレーンへと拡がりを見せている。豊かな石油産出国が幻想なのか、貧富の差が若者達の心に火を付けた。

政治情勢は、どの国も大差が無い。権力者達と軍隊の蜜月で、長く政権を維持して来た。
その構造に異を唱えた多くの国民が、デモに参加する。
チュニジアでの現実が、直ぐに他国に伝わる。

フェイスブックなどのソーシャル・ネットワークはリアルタイムに情報を配信する。ゲームや趣味などの交流サイトに重きを置く日本のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)とは違う。

2.大中国のジャスミン革命

中国でも2月20日、27日とネットを通じて一党独裁の終結と民主化を求めデモの呼びかけが行われた。中国当局は警察をデモ予定地に配備し、そのデモを封じ込めた。メディアの記者達が一部拘留された。

元々中国ではインターネットの制限や検閲が行われているが、その隙間をぬって情報が飛び交う。「中国ジャスミン革命」がかけ声倒れだとの識者の意見もある。少し豊かになった中国国民は混乱を望まないと。

フェイスブック創業者のザッカーバーグはシステム変更をテストもせず自ら行う。用意周到さや計画性は無い。スピードを追求する。歴史的な転換は一気に起こる。価値観が動く時、そこに論理的な理由は要らない。

3.透明な世界がもたらすもの

ザッカーバーグはエンパワーメント、すなわち個人に力を与えることに情熱をかける。人々がより効率良くコミュニケーションをとり多くの情報を手に入れ、力強く生きて行くためのツールを提供したい。

「オープンで透明な世界」をつくることがフェイスブックの理念だ。
ザッカーバーグは言う「世界がますます透明な方向へと動いていくことは、次の10年、20年に起きる変革を後押しするトレンドになるだろう」

そして中東で起こっていることは、その言葉を裏付ける。透明な世界を手に入れつつある。
それ以前の世界に戻ることは無い。大学生が、僅か数年前に立ち上げたソーシャル・ネットワークが世界を変えている。

(Written by 川下行三 11/02/15)
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