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コラム 人と経営

マーケティングの再考 No.2

1.米国を手本にしたマーケティング

マーケティングの概念は戦後、米国から入って来た。米国マーケティング協会の定義が長らく日本の企業にも影響を与えた。しかし、大量生産大量販売時代の考え方が日本で通用したのは20年位前までだ。

日本の大手流通業は米国流通業を教科書にしてきた。セブンイレブンが日本に輸入されて30年以上の歴史になる。当時から日本のセブンイレブンは、米国のフォーマットを適用せず独自の発展を遂げてきた。

今、日本では老若男女を問わずセブンイレブンを利用している。年収や年齢の差に関係なくユーザーに支持されている。しかし、米国の同社はまだ、収入の少ない若者や有色人種が多い。

2.日本の20年後を考えろ

日本の流通業単体で一番利益を出しているのがセブンイレブンであり、同社のターゲットが若者から高齢者へとシフトしている。世界で一番高齢化のスピードが速い日本は、その手本となるだろう。

高齢者が「近くて便利」を掲げたセブンイレブンを愛用するのは、品揃え、様々なサービス、店の雰囲気、安心感・・・etc。入りやすく、良いものが置かれ、フレンドリーな店員が店の品質を支える。

日本も米国に習い、各所に大きなショッピングモールが建設され賑わいを見せるが、高齢者にとって優しい商業施設と言えるか疑問だ。だだっ広い店内、大きな駐車場、本当に安らぎの有る場所だろうか。

3.世界の先端を走る日本

自動車保険の保険料がこの春に一斉に上がった。原因は、事故率が高くなったことが起因している。特に高齢者の事故が増えている。百貨店やショッピングモールの駐車場での転落事故がその例に挙げられる。

国民皆保険の日本で健康保険を頻繁に利用している年齢層はどの層か想像がつくだろう。米国は富裕層しか健康保険に入っていない。米国民は病院に行かない為にサブリメント(健康補助食品)を食べる。

薬漬けを推奨する厚生労働省。薬品、サブリメントは今後も増加する。
江戸時代の日本人の食生活は質素だ。高齢者の食は細い。本当に美味しいものは至ってシンプルだ。

大きな変化が訪れている事を、再考して欲しい。
(Written by 川下行三 13/06/14)
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