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クラウドの進化 No.1

column

コラム「人と経営」

クラウドの進化 No.1

1.時代の進化は手の中に

1984年、アップルからMacintoshが発売されパーソナルコンピュータの世界が始まる。コンピュータの操作は、専用端末により専門家が操作する時代から、誰もが小さなコンピュータを使える時代に幕が開いた。

そして、1995年マイクロソフトからWindows95が発売され、インターネットに接続されたパーソナルコンピュータがオフィスや自宅の居間に置かれるようになり、世界と繋がって行く。

それから約10年を経過し、2007年1月初代iPhoneが発売される。スマートフォンの登場だ。
インターネットに接続されたよりパーソナルなコンピュータが手の中に収まった。

2.クラウドへの通過点

今、開発が進められているウェアラブルコンピュータ(身につけるコンピュータ)は、グーグルがメガネに装着させる。アップルは時計型をまもなく発売する。

端末は益々小型になるが、そこには膨大なデータを検索し素早く処理を行い情報やデータを届ける仕組みが必要になる。データを蓄積しているクラウドからインターネットに繋がった小型端末に。

今はまだ、スマートフォンやタブレットにもOS(オペレーションソフト)やアプリケーションソフトを動作させる計算処理などを行うCPUやデータ蓄積用のメモリーが装着されている。

しかし、いずれ人間が持つまたは装着する端末に大きなコンピュータは必要が無い。雲の上で全て処理が出来る時代が、もうまもなく訪れる。

3.クラウドの進化は少しずつ

ウェブブラウザを立ち上げ、日本語を英訳するサイトにパソコンやスマートフォンから繋げると、いとも簡単に翻訳をしてくれる。これは、PCや携帯端末で処理をしている訳では無い。

インターネットに繋がった翻訳サービスのサーバーが処理をしている。
そこに契約したクラウドサービスの自身のデータ倉庫に、その結果を反映させれば、端末には繋げる以外の機能は要らない。

マイクロソフトは、office365のクラウドサービスによりアプリケーションソフトが無くてもインターネットに繋がった端末が有れば仕事が出来るサービスを始めている。

端末側にiPhoneが登場した時ほどの驚きは、今後無いかも知れないが、クラウドは確実に進化している。

(Written by 川下行三 14/11/17)
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