四国(香川県・愛媛県・高知県・徳島県)、岡山の人材派遣会社

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コラム 人と経営

リモートワークの現実

1.市場の現実

コロナ禍で伸びている企業と落ち込む企業がある。例えば、飲食業でもマクドナルドは売上げ増の代表企業だ。早くから宅配を実施し、自社の宅配とUber EATSを併用し店舗売上げを補完した。

回転寿司でも大手で業績の差が大きく出ている。スシローはテイクアウトと宅配を使い前年対比で数パーセントの減収で凌いでいる。中小の回転寿司は厳しい状況が続く。

巣ごもり市場で、自転車が売れている。自転車部品の製造業の経営者は語る。需要が多く供給出来ていない。しかし、街の小さな自転車小売り店は、来店客が大きく落ちこんでいるので売上げをカバー出来ない。

2.Zoomの躍進

米国のIT企業はこのコロナ禍で成長をしている企業が多い。GAFAは勿論のこと、中小の企業の中には売上げが数十倍になった企業もある。その代表例がWeb(オンライン)会議のZoom。

正式には、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ。2019年の売上げが約330億円、2022年の売上げ見通しは4,000億円と4年で約12倍となる。リモートワークを実施している企業の3割以上が同社を利用している。

米国の調査会社は、ワクチンの接種が進めば利用者が減少すると思われるが、3割の企業がオフィスに戻り、1割の企業がリモートワークを続け、6割の企業が出社と在宅勤務を組み合わせると予測する。

3.リモートワークの実情

週1日出社するリモートワーク先進企業数社に内情を聞いた。確かに、残業時間が減少し、通勤時間が無くなり時間的な余裕は出来たと。社員は在宅のメリットを享受している。

しかし、デメリットも存在する。一人で仕事をこなし、顧客からの厳しい質問や要求にもリモートワーク作業者が対応する。ストレスが倍増する。いろんな会議やチャットなども有るが、孤独感に苛まれる。

自宅が仕事の現場になるので、オンオフの切り替えが難しいと。今までは、オフィスを一歩出て仕事から解放され、自宅に戻るとリフレッシュ出来る。しかし、リモートにはそれが無い。

仕事の成果や管理には課題が多い。そして、本当のニューノーマルな働き方はこれからだろう。
(Written by 川下行三 21/02/28)
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