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いい会社をつくりましょう No.1

column

コラム「人と経営」

いい会社をつくりましょう No.1

1.長野のいい会社

長野県の山間にある企業の社是が「いい会社をつくりましょう」。会社をとりまく人々が「いい会社だね」と言ってくれるような、社員は勿論のこと会社を構成する人々の幸せを追求している。

同社は48期連続、増収増益が続けた超優良企業。コロナでの影響を受けた昨年は約15%の減収になったが、社員の給料は上がった。毎朝の体操や朝礼。庭の掃除も始業前に、トイレ掃除も社員が行う。

経営者は「人が主人公である会社は、人にとって、常に快適で楽しいもので無ければならない」と言い切る。稼いだ金は、職場を快適にするために使うと。

2.売り上げを追わない

大阪の小さな建設業、2代目の若き経営者。10年前までは売り上げを追い続け自転車操業に。販売して終わりでは顧客満足は得られないことに気づき方向転換。残業続きの職場も社員が帰れるように。

大きなビジョンを持ち、社員満足度も高い企業に変身。地道に自社で戦略を練り、新規事業を実らせ成長している。

東京の販売会社Y社。創業100年の長寿企業、3代目が引き継いで会社を潰さないため、ひたすら新規開拓に奔走し、休みも返上しての長時間労働。そして、疲弊感と80%の離職者「この先に未来はない」と方向転換。

3.良い会社をつくる

経営は誰のものなのか、資本家のものが株式会社の基本。上場企業は四半期決算を行い、株主に報告をする。これには社員のキーワードはない。いい会社を追求しているとは感じにくい。

Y社は、会社にとって今後大切なのは、新たなチャレンジと、人に寄り添うこと。顧客と「一緒に会社を良くしましょう」と販売会社から経営や営業、経理のお手伝いをする会社に。

新規開拓をやめたが、この一年間で顧客は2千社増えた。「会社をワンチームにする」という目標を掲げ、ビジョンに共感できる人とチームを作って仕事をすることで「幸せな社会をつくり拡げる」。

(Written by 川下行三 21/07/30)
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